設備について
嚥下内視鏡(VE)機器
持ち運びができる嚥下内視鏡機器を装備しています。いつでもどこでも嚥下評価を行うことが可能です。
左右どちらかの鼻から細い内視鏡カメラを挿入し、動画の撮影と記録を行います。のどの奥にある咽頭、喉頭を観察し、食べ物を飲み込む動作を観察することができます。飲み込んだ後でも食べ物がのど(咽頭)に残ってしまう状態(咽頭残留)や、肺に通じる気管へ食べ物が入ってしまう状態(誤嚥)などを目で確認することが可能です。食べ物を使うと誤嚥するリスクが高い場合は、食べ物を使わず咽頭、喉頭を観察するだけでも、粘膜の状態や唾液や痰の溜り具合から嚥下機能を評価することが可能です。嚥下機能の低下があると咽頭に唾液や痰、食物が残留し、咽頭の粘膜に炎症や萎縮が生じるため、咽頭粘膜の状態を観察することは非常に重要です。

エコー機器
持ち運びができるエコー機器を装備しています。例えば胃瘻交換を行う際は交換した新しい胃瘻チューブの先端がしっかり胃内にあることを確認することが可能です。その他訪問診療では様々な場面でエコーが活用されます。

骨密度測定器
持ち運びができる超音波式の骨密度測定器を装備しています。高齢の患者さん、特に女性の方では骨粗しょう症の有無を確認し、転倒などによる骨折のリスクを評価することが重要です。訪問診療の対象患者さんは病院の外来受診に負担もあり、骨密度測定のために病院を受診せずに済むよう、当クリニックでは訪問診療で骨密度を測定しています。骨粗しょう症の治療をされている患者さんには年1~2回の骨密度測定を行い、治療効果を確認しています。

血液ガス分析機器
持ち運びができる血ガス分析機器を装備しています。神経難病の患者さんでは呼吸状態の評価が重要であり、動脈血の酸素分圧、二酸化炭素分圧を測定することで呼吸の状態を評価可能です。CPAP、BiPAP、気管切開による人工呼吸器を使用している患者さんにおいては、それら人工呼吸器の設定が正しいかどうかを確認することができます。

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